羅生門ガイドツアー

ただ「すごかったな」で終わらない

 ここは、誰でも気軽に訪れることができる天然記念物。
 自分で見て回る観光は、自由で気ままです。気になった場所に立ち止まり、好きなだけ眺めることができる一方で、目の前にある風景の“意味”までは気づかずに通り過ぎてしまうことも少なくありません。岩の形、台地の成り立ち——それらは本来、長い時間の積み重ねや自然の働きの結果ですが、知識がなければ「すごいな」「不思議だな」で終わってしまいます。

 一方、ガイドとともに歩く観光は、目に見える風景の奥行きを大きく広げてくれます。ガイドは地質や動植物、歴史や文化に関する知識を背景に、「なぜこの景色がここにあるのか」「どのようにして今の姿になったのか」を物語として伝えます。例えば何気ない岩ひとつにも、数億年の時間や海だった頃の記憶が宿っていることに気づかされるでしょう。そうした理解は、単なる観光を“体験”へと変えていきます。

 さらに重要なのが安全面です。自然の中には、滑りやすい足場や落石の危険、天候の急変など、見た目では判断しにくいリスクが潜んでいます。ガイドはその土地の特性を熟知し、安全なルートや適切な行動を案内することで、事故を未然に防ぎます。安心して自然に向き合える環境があるからこそ、より深く楽しむ余裕も生まれます。

 つまり、自分で見て回る観光が「自由に風景を味わう旅」だとすれば、ガイド付きの観光は「自然の物語を読み解きながら歩く旅」です。同じ場所を訪れても、得られるものの深さや広がりは大きく異なります。

ドリーネの底へ安全にご案内します
参加者多数の場合は前後にガイドがつきます
私たち市認定ガイドがご案内します

 羅生門ガイドは、羅生門の成り立ちやカルスト地形、周辺の動植物や昆虫、蘚苔類などの講座を地質学、動植物学などの専門家から学び、幾度もフィールドワークを重ねている市認定ガイドです。
 ガイド全員市内在住で、中には幼少の頃、羅生門で遊んでいたというツワモノも。羅生門のことだけでなく、新見のおすすめスポットや食べ物のことなど、何でもお気軽におたずねください。

【お客様の安全を第一に】
 どんなに楽しく感動的なツアーであっても、最後に事故や怪我があっては、大切な思い出が悲しいものになってしまいます。 羅生門ガイドツアーでは、お客様に心から自然を楽しんでいただけるよう、常に最新の気象・フィールド情報の収集に努め、ツアー中は細心の注意を払ってご案内しております。
 また、私たちは何よりもお客様の安全を最優先に考えております。当日の天候やルートのコンディション、またお客様のご体調によっては、ガイドの判断によりコースの変更やツアーの中止を選択させていただく場合がございます。すべては『最高の思い出のままお帰りいただくため』の判断であることを、何卒ご理解いただけますと幸いです。

〈ガイド料金〉

60分コースおひとり様 〇〇〇円(1日保険料込・ヘルメット貸し出し)

□〇名様以上で1週間前にお申し込みください。
□岩場は滑りやすいので、歩きやすい靴や服装でお越しください。
□ヘルメットは用意しますが、ご持参いただいても構いません。
□中学生未満は保護者同伴でご参加ください。
□本ツアーは地元の現地ガイドです。羅生門までの送迎はありません。
□料金は、現地ガイドへ直接現金でのお支払いとなります。

羅生門ガイドツアー安全基準

このツアーは、石灰岩地形の自然道を歩くため、一般的な観光散策よりも体力・脚力を必要とします。高低差約50mの昇降や滑りやすい岩場があります。足腰に不安のある方はご参加を慎重にご検討ください。

ツアーの特徴とリスク
本ツアーは、自然地形を歩くネイチャーツアーであり、以下の特徴があります。
・高低差約50mの昇降がある
・石灰岩特有の滑りやすい岩場がある
・段差の大きい階段や不整地がある
・雨天後は特に滑りやすくなる
参加可能な目安
以下を満たす方を基本対象とする
・約60〜90分程度、自力で歩行できる
・不整地や階段の昇降が可能
・転倒時に自力で立ち上がれる
・ガイドの指示に従える
・心疾患・重度の呼吸器疾患等がなく、運動制限を受けていない
参加を推奨しない例
該当する場合、参加を控えていただく、
または途中で引き返していただくことがある
・階段昇降が困難
・日常的に杖を使い長距離歩行に不安がある
・足腰に強い痛みがある
・転倒リスクが高い
・高低差のある場所で息切れしやすい
・飲酒状態
・熱がある
・ガイドが危険と判断した場合
服装・装備基準・滑りにくい運動靴または登山靴
・両手が空くバッグ
・動きやすい服装
ガイド体制・参加者の歩行速度に合わせて案内する
・危険箇所では必ず立ち止まり説明する
・最後尾確認を行う
・無理な歩行をさせない
・体調不良者が出た場合は即座に休憩・引き返し判断を行う
・緊急連絡手段を携行する
中止・コース変更基準
以下の場合は中止または内容変更を行う
・大雨・雷・強風
・岩場が著しく滑りやすい場合
・落石・土砂崩れ・倒木等がある場合
・熱中症警戒レベルが高い場合
・その他ガイドが危険と判断した場合
参加者への事前説明
受付時または開始前に以下を説明する
・一般観光より体力を要すること
・滑落・転倒リスクがあること
・無理を感じた場合は早めに申し出ること
・ガイドの指示に従うこと
・自然環境保全への配慮
緊急時対応・応急処置用品を携行する
・緊急連絡先を事前確認する
・必要時は消防・救急へ連絡する
・携帯電波状況を事前確認する
・危険箇所を事前点検する